霜降り肉を食べた後の胃もたれ、カロリーの多さ、脂っこさが気になるなら、油抜きという下処理を取り入れるだけで解決できます。
ただし、霜降り肉の油抜きは「どの料理に使うか」で最適な方法がまったく違います。
煮込み料理なら湯通し、ステーキや焼肉ならフライパン拭き取り、最もヘルシーに仕上げたいなら蒸し調理—この3パターンを料理に合わせて選べば、旨味を逃さずに余分な脂だけを取り除けます。
この記事でわかること:
- 霜降り肉の油抜き4つの方法(ステップ別手順つき)
- 料理別・目的別の方法選択表(早見表)
- 失敗しないための温度・時間の目安
- 旨味を逃さないための3つのポイント
- 油抜き後のカロリー削減効果(文部科学省データをもとにした実数)
霜降り肉の油抜き、まずはこの早見表で選ぼう
油抜きの方法を選ぶ前に、まず「何を目的とするか」「どんな料理に使うか」を決めることが大切です。
方法を間違えると旨味が抜けすぎたり、反対に脂がほとんど落ちなかったりという失敗につながります。
以下の早見表を使って、自分のケースに合った方法をひとつ選んでください。
| 状況・目的 | 最適な方法 | 理由 |
|---|---|---|
| すき焼き・牛丼・煮込み料理に使いたい | 湯通し(霜降り) | アク・臭みも同時に除去でき、煮汁が濁らない |
| ステーキ・焼肉の旨味を保ちたい | フライパン焼き付け | 肉汁を閉じ込めながら表面の脂を溶かし出せる |
| 今すぐ手軽に済ませたい | キッチンペーパー拭き取り | 道具不要、調理しながら同時にできる |
| カロリーカットを最優先にしたい | 蒸し調理 | 旨味を保ちながら最も効率よく脂を落とせる |
| しゃぶしゃぶ・冷しゃぶに使いたい | 湯通し(低温) | 薄切り肉は短時間湯通しだけで十分 |
「旨味重視」か「カロリーカット重視」かで選ぶ場合は、次の2軸が判断基準になります。
旨味をできるだけ残したい場合:フライパン焼き付け>蒸し調理>湯通しの順で旨味が残りやすくなります。
カロリーカットを最大化したい場合:蒸し調理≒湯通し>フライパン焼き付け>キッチンペーパーの順で脂が落ちます。
霜降り肉の油抜き4つの方法と手順
方法①:湯通し(霜降り)—最もアクや臭みも取れる王道の方法
すき焼き・牛丼・しぐれ煮・カレーなどの煮込み料理には、湯通しが最も効果的な方法です。
余分な脂を落とすだけでなく、血液由来のアクや肉特有の臭みも同時に除去できるため、煮汁が澄んで上品な仕上がりになります。
手順:
- 鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、火を弱めて80〜90℃(グラグラではなく小さな泡がポコポコ出る状態)を保ちます
- 霜降り肉を1〜2枚ずつお湯にくぐらせます
- 薄切り肉(しゃぶしゃぶ・すき焼き用)なら10〜20秒、厚切り(ステーキ・角切り)なら30秒〜1分で引き上げます
- ザルにあけて水気を切ります
湯通しの際は温度管理が最重要です。
グラグラと沸騰した100℃のお湯に入れると、急激な熱で肉のたんぱく質が強く収縮し、旨味成分(イノシン酸・グルタミン酸)が一気に流れ出します。
80〜90℃という温度帯は、脂が溶け出すのに十分でありながら、旨味成分の過剰な流出を抑えられるちょうどよい温度帯です。
※詳しい「霜降り肉を茹でる調理法(茹でるレシピ全般)」については、関連記事をご覧ください。
| メリット | デメリット | 向いている料理 |
|---|---|---|
| アク・臭みも同時に除去できる | 温度管理が必要 | すき焼き・牛丼 |
| 煮汁が澄んで仕上がりが美しい | やりすぎると旨味が逃げる | しぐれ煮・カレー・シチュー |
| 最も脂を落とせる | 短時間で引き上げる注意が必要 | しゃぶしゃぶ・冷しゃぶ |
方法②:フライパン焼き付け—旨味を閉じ込めながら脂を落とす
ステーキや焼肉のように「肉そのものの味を楽しみたい」料理に最適な方法です。
油は一切ひかずに焼くことで、霜降り肉自体が持つ脂を熱で溶かし出しながら、表面にメイラード反応による香ばしい焼き色をつけられます。
手順:
- フライパンを中〜強火で十分に熱します(水滴を落とすとすぐ蒸発する状態)
- 油をひかずに霜降り肉を入れます
- 肉から溶け出してきた脂を、キッチンペーパーで2〜3回こまめに拭き取ります
- 両面に焼き色がついたら取り出します
グリルパンや網目のついたホットプレートを使うと、溶け出した脂が下に落ちるため、さらに効率よく油抜きができます。
強火で短時間で焼き固めることが重要で、弱火でじっくり加熱すると肉汁ごと旨味が出てしまいます。
ステーキなど厚みのある肉は、焼く30分前に冷蔵庫から出して室温に戻しておくと、外側だけ焦げて中が生という失敗を防げます。
| メリット | デメリット | 向いている料理 |
|---|---|---|
| 旨味を逃しにくい | 脂の落ち具合は湯通しより少ない | ステーキ・焼肉 |
| 香ばしさが加わる | 煙や脂はねが出やすい | ソテー・炒め物 |
| 追加の調理器具が不要 | 焼きすぎると硬くなる | 牛肉のパン粉焼き |
方法③:キッチンペーパー拭き取り—ゼロ手間で今すぐできる
「時間がない」「特別な準備はしたくない」という場面に最適な方法です。
調理と同時並行で行えるため、手順を増やさずにカロリーダウンできます。
焼く場合:フライパンで肉を焼いている最中に出てきた脂を、数回に分けてキッチンペーパーで拭き取ります。
煮る場合:煮込み中に表面に浮いてきた脂を、キッチンペーパーをかぶせるようにして吸い取ります(市販のアク取りシートでも代用可)。
調理後:焼き上がったステーキや焼肉を、食べる直前にキッチンペーパーで軽く押さえて表面の余分な脂を取ります。
単独で使うより、他の方法(湯通しやフライパン焼き)と組み合わせることで効果が高まります。
たとえば、湯通し後にフライパンで炒める際にも出てきた脂をその都度拭き取ると、よりさっぱりとした仕上がりになります。
方法④:蒸し調理—旨味を保ちながら最もヘルシーに仕上げる
「ダイエット中」「胃腸の調子が優れない」「なるべくカロリーを落としたい」という場合に最もおすすめの方法です。
蒸し器やせいろを使うことで、肉に水が直接触れないため旨味成分が溶け出しにくく、かつ熱によって余分な脂だけが下に流れ落ちます。
手順:
- 蒸し器やせいろに、もやし・キャベツ・白菜などの野菜を敷きます(野菜が肉から落ちた脂と旨味を吸い、一緒においしく食べられます)
- その上に霜降り肉を重ならないように並べます
- 湯気が上がった蒸し器にセットし、蓋をして火が通るまで蒸します(薄切り肉で2〜3分、厚切りで5〜8分が目安)
- ポン酢・ごまだれ・塩ポン酢などでいただきます
油を一切使わないため、調理から食べるまでに余分な脂を追加する要素がゼロです。
しゃぶしゃぶ用の薄切り肉から、少し厚みのある肉まで幅広く使えます。
油抜きで旨味は逃げる?失敗しないための3つのポイント
油抜きを試してみたものの「肉がパサパサになった」「旨味が全部抜けた気がする」という失敗は、ほとんどの場合が下の3つのどれかが原因です。
正しく行えば、旨味を大幅に損なわずに油だけを落とせます。
ポイント①:お湯の温度は80〜90℃をキープする
油抜きで最も重要なのが温度管理です。
牛脂(サシ)の融点は、和牛の場合20〜25℃程度と低く、80〜90℃の湯温で十分に溶け出します。
一方、旨味成分であるイノシン酸・グルタミン酸は水溶性のため、沸騰した100℃の高温のお湯に長時間さらすほど多く溶け出してしまいます。
つまり、グラグラ沸騰した状態ではなく「小さな泡がポコポコ出る80〜90℃」がベストな温度帯です。
温度計がない場合は、お湯が沸騰した後に火を中火〜弱火に落とし、30秒ほど待ってからお肉を入れると目安の温度に近づきます。
ポイント②:「肉の色が変わったら即引き上げ」が鉄則
湯通しの加熱時間は最小限にすることが、旨味を守る最大のコツです。
肉の表面が白〜薄いグレーに変わった瞬間が、脂が溶け出しながら旨味はまだ逃げていないベストなタイミングです。
薄切り肉(しゃぶしゃぶ・すき焼き用):10〜20秒
厚切り肉(ステーキ・角切り):30秒〜1分
煮込み用の塊肉:5分程度(この場合はアクとり目的も兼ねる)
「もう少し脂を落としたい」という気持ちで長くお湯に入れると、旨味が逃げるだけでなく肉が硬くなります。
最初は短めの時間から試し、好みの加減を把握することをおすすめします。
ポイント③:目的に合った方法を選べば旨味は逃げない
「どの方法でも旨味が逃げる」というわけではありません。
方法を料理の目的に合わせて選ぶことで、旨味への影響を最小限に抑えられます。
肉そのものの味を楽しむ焼き料理には湯通しを使わず、フライパン焼き付けかキッチンペーパー拭き取りを選べば旨味はほとんど逃げません。
以下に、よくある失敗パターンとその対処法をまとめます。
| 失敗の症状 | 原因 | 対処・予防策 |
|---|---|---|
| 肉がパサパサになった | 加熱しすぎ / 高温のお湯を使った | 80〜90℃で短時間にする。失敗後は煮汁に浸けて戻す |
| 旨味が全部抜けた感じがする | 沸騰したお湯に長くつけた | お湯を一度沸騰させてから火を弱め、温度を下げてから入れる |
| 脂がほとんど落ちていない | お湯が少なかった / 温度が低すぎた | たっぷりのお湯(肉の3倍以上)で80〜90℃をキープする |
| 肉が硬くなった | 沸騰した高温のお湯・加熱しすぎ | 温度を下げ、時間を短くする |
| 冷しゃぶがパサパサになった | 氷水に長くつけすぎた | 冷えたらすぐ氷水から引き上げる(30秒以内が目安) |
油抜きの効果はどれくらい?カロリー削減量を実数で確認
油抜きで「どれくらいカロリーが減るか」は、料理を選ぶ上で重要な判断材料です。
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」によると、和牛リブロース(脂身つき)の生の状態の成分は100gあたり脂質37.4g・468kcalです。
同成分表の調理後データをもとにした試算では、湯通しによって脂質が15〜20%程度減少するとされており、100gあたり70〜90kcal程度のカロリーカットが期待できます。
また、脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを持つため、脂質が5〜7g減るだけで45〜63kcalの削減になります(参考:たんぱく質・炭水化物は1gあたり4kcal)。
| 部位 | 生の脂質(100gあたり) | 生のカロリー | 湯通し後の目安 |
|---|---|---|---|
| 和牛リブロース(脂身つき) | 37.4g | 468kcal | 約380〜400kcal |
| 和牛サーロイン(脂身つき) | 27.9g | 380kcal | 約310〜330kcal |
| 和牛かた(脂身つき) | 22.3g | 316kcal | 約260〜280kcal |
※上記カロリーは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の生の値をもとに、湯通し後の脂質変化を推定したものです。調理条件により変動します。
カロリーカットを最大化したいなら湯通し+蒸し調理の組み合わせが最も効果的ですが、脂質が多い分だけ和牛特有の甘みやとろける食感も一緒に落ちる点は念頭に置いておいてください。
「完全に脂を落とす」ことが目標ではなく、「食べやすい量の脂に整える」という感覚で行うと、霜降り肉本来のおいしさを保ちながらヘルシーに楽しめます。
料理別!霜降り肉の油抜きのコツ
すき焼き・しゃぶしゃぶ
すき焼きで油抜きをするタイミングは、肉を鍋に入れる前です。
あらかじめ霜降り肉をさっと湯通しして水気を切ってから割り下に加えることで、アクが出にくくなり煮汁が澄んだ上品な味わいになります。
さらに、油抜きした肉は脂の層が薄くなるため、割り下の旨味が肉の内部まで染み込みやすくなるというメリットもあります。
また、しらたきと肉を同じ鍋で一緒に煮ると肉が硬くなりやすいと言われています。
しらたきは肉から離れた場所で煮るか、一度下茹でしてから加えると、肉の食感を保てます。
しゃぶしゃぶはそもそも調理法自体が油抜きの役割を果たしています。
ポイントはお湯の温度を70〜80℃の沸騰しない状態に保つことです。
お湯に少量の酒や昆布を加えておくと臭みが消え、肉の風味が引き立ちます。
1枚ずつ丁寧に泳がせ、肉の色がほんのりピンクから白に変わった瞬間が引き上げのベストタイミングです。
牛丼・しぐれ煮
牛丼やしぐれ煮で霜降り肉を使う場合は、調理前の湯通しが最も効果的です。
鍋のお湯を沸騰させたら火を止め、霜降り肉を入れて色が変わったらすぐザルにあけます。
このひと手間で余分な脂とアクが抜け、甘辛いタレの味がしっかり肉に染み込みます。
時間がない場合は、フライパンで肉を炒めながら出てきた脂をキッチンペーパーで拭き取り、その後で玉ねぎや調味料を加える方法でも十分な効果があります。
油抜きした肉は冷めても脂が白く固まりにくいため、お弁当のおかずとしても使いやすくなります。
ステーキ・焼肉
ステーキでは、調理前に肉の端についている厚い脂身を包丁で切り落とす(トリミング)のが基本です。
焼く際は油をひかずにフライパンを熱し、肉自身が持つ脂で焼き付けます。
出てきた脂は都度キッチンペーパーで拭き取り、最後に大根おろし+ポン酢の和風ソースで仕上げると、さっぱりとした食べ口になります。
焼肉では、網焼きにすることで自然と脂が火に落ちていきます。
ホットプレートの場合は中央が盛り上がっていて縁に向かって傾斜があるタイプを選ぶと、余分な脂が縁に流れ出て効率よく油が落ちます。
サンチュ・エゴマの葉・大葉などに巻いて食べることで、脂の吸収が穏やかになり口の中をさっぱりリセットできます。
冷しゃぶ・サラダ
冷しゃぶや牛肉サラダに使う場合は、湯通し後の「氷水締め」が仕上がりを大きく左右します。
湯通しした肉をすぐに氷水に取ると身が引き締まり、パサつきを防げます。
ただし、氷水に長くつけすぎると旨味が抜けて水っぽくなるため、冷えたらすぐ(30秒以内が目安)に引き上げてください。
水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取ってから盛り付けると、ドレッシングやタレが肉によく絡みます。
油抜きした霜降り肉の保存方法
油抜き(特に湯通し)をした肉は、生の肉より水分が多く傷みやすいため、保存には注意が必要です。
冷蔵保存の場合は、粗熱が取れたらすぐに密閉容器または保存袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
煮汁や出汁に浸した状態で保存すると乾燥を防ぎ、しっとり感が持続します。
保存期間の目安は1〜2日です。
冷凍保存の場合は、水気をキッチンペーパーでよく拭き取り、1回使用分ずつラップでぴったり包みます。
その後、冷凍用保存袋に入れて空気をしっかり抜いた状態で冷凍します。
保存期間の目安は2〜3週間です。
解凍は冷蔵庫での自然解凍が最も品質を保てます。
電子レンジでの解凍は加熱ムラが起きやすく、肉が硬くパサパサになりやすいためおすすめしません。
スーパーで購入した霜降り肉をいったん冷凍した場合は、解凍後に油抜きを行うことをおすすめします。
冷凍・解凍の過程で細胞が壊れて水分が出やすくなっているため、湯通し時間を通常より数秒短くすると旨味の流出を最小限に抑えられます。
よくある質問(FAQ)
Q:油抜きしたら旨味は逃げますか?
A:適切な方法で行えば旨味の流出は最小限に抑えられます。
お湯の温度を80〜90℃に保ち、肉の色が変わった瞬間に引き上げることで、脂は落としながら旨味成分(イノシン酸・グルタミン酸)を大きく損なわずに済みます。
ステーキ・焼肉の場合はそもそも湯通しを使わず、フライパン焼き付けかキッチンペーパー拭き取りを選ぶと旨味への影響はほぼゼロです。
Q:電子レンジで油抜きはできますか?
A:電子レンジでも脂を一定程度落とすことは可能ですが、加熱ムラが起きやすく、部分的に肉が硬くなりやすいためおすすめしません。
どうしても電子レンジを使う場合は、肉をキッチンペーパーで包んで600Wで30秒〜1分加熱し、出てきた脂をペーパーで拭き取る方法が最もリスクが少ない使い方です。
Q:冷凍した霜降り肉でも油抜きできますか?
A:できます。
ただし冷凍・解凍の過程で細胞壁が破れ、水分が出やすい状態になっています。
湯通しする場合は通常より時間を短くし(薄切り肉なら10秒以内)、水気をしっかり切ってから使ってください。
Q:油抜きしすぎた肉はどうすればいいですか?
A:パサついてしまった場合は、煮汁やだし汁に浸して30分ほど置くと水分が戻り、ある程度しっとり感が回復します。
牛丼・すき焼き・しぐれ煮など味の濃い煮込み料理に使うと、パサつきが目立ちにくく仕上がります。
Q:すき焼きで油抜きは必ず必要ですか?
A:必須ではありません。
霜降り肉の脂の甘みをしっかり楽しみたい場合は油抜きなしでも問題ありません。
「後半に脂っこさが気になる」「胃もたれしやすい」「カロリーを気にしている」という場合に油抜きを取り入れることで、最後まで美味しく食べやすくなります。
Q:霜降り肉と赤身肉、どちらが油抜きの効果が大きいですか?
A:霜降り肉のほうが効果は大きくなります。
サシ(脂肪交雑)が細かく豊富に入っている霜降り肉は元の脂質量が多いため、油抜きによって落とせる脂の絶対量も多くなります。
赤身肉は脂質量が少ないため油抜きの効果は限定的で、やりすぎるとかえって肉がパサついて美味しさを損なうリスクがあります。
まとめ:料理に合った方法を選べば旨味を保ちながらヘルシーに楽しめる
霜降り肉の油抜きは、正しい方法を選べば旨味を大きく損なわずに余分な脂だけを落とせる、理にかなった下処理です。
方法の選び方をおさらいします。
- 煮込み料理・すき焼き・牛丼:湯通し(80〜90℃、短時間)
- ステーキ・焼肉:フライパン焼き付け+キッチンペーパー
- 手軽に済ませたい:キッチンペーパー拭き取り
- カロリー最優先:蒸し調理
失敗しないための最重要ポイントは「80〜90℃で短時間、色が変わったら即引き上げ」という温度と時間のコントロールです。
この一点を守るだけで、「パサついた」「旨味が全部抜けた」という失敗の大半は防げます。
霜降り肉は、ひと手間の油抜きを加えることで、胃への負担を軽減しながら最後まで飽きずに食べられる料理になります。
今日の一食から、料理に合った方法を1つ試してみてください。

